近畿支部について

社会に貢献するために

災害時への備えと対応

1.災害時の緊急応急対策支援
近年、全国各地で地震・津波・風水害等、異常な自然現象に伴う予期できない災害が発生し、甚大な損害が増加傾向にあります。これらの被災に対する緊急的な応急対策調査・設計を実施し、被害の拡大防止と被災施設の早期復旧に資することを目的に下記発注機関と災害時協定を締結しています。

  • (1)近畿地方整備局
  • (2)兵庫県県土整備部および兵庫県道路公社
  • (3)兵庫県農政環境部
  • (4)京都市建設局
  • (5)阪神高速道路
  • (6)中日本高速道路 名古屋支社
  • (7)中日本高速道路 金沢支社

平成23年9月に発生した「台風12号 紀伊半島大水害」では、近畿地方整備局との災害時協定に基づく支援要請を受け、応急復旧対策に協力したことに対し、平成24年7月に感謝状を授与されました。その他、豪雨災害等で近畿地方整備局、兵庫県県土整備部、京都市建設局との災害時協定に基づく支援要請を受け、応急復旧対策に協力しています。

2.大規模災害時への対策
発生する可能性が高い南海トラフ巨大地震等の大規模災害時への対策として、災害対策要領と近畿支部事業継続計画(BCP)を策定しています。

3.大規模災害時における業務連携協定
南海トラフ巨大地震等の大規模災害時に連携し、迅速な復旧・復興に必要な地質調査・測量・設計等を効率的に実施し、関係行政機関に協力するため、平成26年度に課題検討委員会において大規模災害時における活動を検討するWGを設置し、初動時活動、他団体との連携を検討しました。その結果を受け、平成27年3月、南海トラフ巨大地震等大規模災害時における情報の共有、技術者支援等の緊急業務の連携について、「大規模災害時業務連携協定」に合意した当支部、滋賀県測量設計技術協会、大阪府測量設計業協会、関西地質調査業協会が一堂に会し、近畿地方整備局の立会のもと協定締結式を行いました。

災害協定締結式災害協定締結式

この活動を「CIVIL3」(土木構造物の初期段階を支える3本柱(調査、測量、設計)の意)と命名し、認知度向上を図る他、協定は毎年更新し、合同の災害時行動訓練も行い、災害時への意識向上を図っています。

ロゴマークロゴマーク

その他、当協会では、災害時に備え、毎年、協会本部と各支部との災害時対応演習を実施しています。

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