景観を配慮したシェルター型遮音壁の計画,設計および施工

叶迹纉cコンサルタント ○ 山下 保弘
加藤 政古
成田 久平

論文要旨

 阪神高速大阪湾岸道路の芦屋沖に設置されたシェルタ−型遮音壁は,走行路面より騒音対策上高さ7mについて遮音パネルを取り付けたもので,従来の遮音壁とは異なった形状,規模を有している。
 このシェルタ−型遮音壁は,地域住民への景観配慮,さらに高速道路利用者への圧迫感をやわらげる配慮などを考えて計画,設計を行った。
 また,設計の過程および工事実施に先立ち実物大のモデルを製作し,施工性の確認および遮音パネル,透光板などの製品についての衝突実験を行い安全性を確認した。

キーワード

シェルター型遮音壁,景観,実験