唐櫃新橋(エクストラドーズドPC橋)の施工

阪神高速道路公団    冨岡 穣
佐々木一則

(株)ピー・エス ○ 須田 隆

論文要旨

 唐櫃新橋(旧称:奥山橋)は急峻な山岳斜面に近接して架設された3径間連続エクストラドーズドPC箱桁橋である。エクストラドーズド橋は斜張橋と桁橋の中間的な性状を有するととも手こ中規模の橋梁においては経済性、施工性に優れた構造形式であるといわれている。本工事においてはその特性を生かした新しい施工技術の採用によって工程短縮の問題を克服するとともに、新材料の導入や計測管理によって、品質を確保を行ったので以下にその概要について報告する。

キーワード

エクストラドーズド構造、工程短縮、鉄筋プレハブ化、計測システム