トンネル坑門工と橋台の一体構造
日本建設コンサルタント株式会社 村田盛秋
○ 西山 卓
国際航業株式会社 相良謙治
神原達二
論文要旨
本稿は、トンネル坑門工と橋台の一体構造について報告するものである。
本トンネルは、ダム建設に伴う国道の付替区間に計画された延長237mの道路トンネルであり、坑口部は非常に急峻な斜面を通過している。このため、起点側坑口とA2橋台が近接することによる、構造物の取合いが問題となった。
トンネルと橋台を分離構造とした場合、構造物掘削による斜面安定対策,橋台の長期安定,建設費増加等の問題が発生するため、トンネル坑門工と橋台を一体構造として設計を行った。
キーワード
トンネル坑門工と橋台の一体構造