ナンバープレートの自動観測による交通流動分析

潟Iリエンタルコンサルタンツ ○氏島康雄

同上        藤井盛人

同上        宮本直樹

論文要旨

 従来の目視によるナンバープレート調査では把握できない高速で走行する夜間の自動車交通流動を把握するために、機械式のナンバープレート調査を実施した。本稿は、この機械式ナンバープレート調査手法を概説するとともに、本システムを活用してこれまでに実施してきた交通流動解析の事例紹介を行うものである。中でも、平成14年度に実施した名古屋都市圏交通流動調査においては、国道23号と並行路線である伊勢湾岸自動車道との通過交通への分担率をほぼ“正値”として把握することができた。

 

 

キーワード

機械式ナンバープレート調査,交通流動分析,沿道環境整備,道路整備効果,TDM