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<タイトル>20.福井豪雨による足羽川破堤地点付近の流況再現と河道平面形の改良計画タイトル>
<著者>
褐嚼ン技術研究所 橋本将明【発表者】
褐嚼ン技術研究所 岩田通明
褐嚼ン技術研究所 澤田典靖
著者><論文要旨>
<タイトル>論文要旨タイトル>
<段落>平成16年7月に発生した福井豪雨による再度災害防止のため、福井豪雨発生時の足羽川における水位上昇や流況を再現し、流下能力確保のほか河川平面形の改良を含めた今後の改修対策を提案した。
福井豪雨により、約900mに渡る区間で越流が確認され、その区間のうち1箇所にて破堤が発生した。これは足羽川の水位が上昇したためであるが、その要因は河積不足のほか橋梁等の河川構造物による影響が考えられた。そこで、福井豪雨による足羽川の水位や流速といった流況を再現し、越流や破堤に至った要因を分析した。
その結果、足羽川では河川構造物などによる影響がなかったとしても越流が生じるまで水位上昇していたであろうことを明らかにした。また、破堤地点付近の最大流速は非常に大きくなるものの水衝部は破堤地点よりも下流で、破堤地点の流速は非常に小さく水位が局所的に高くなっていたことを明らかにした。
流況再現結果を踏まえて、足羽川における再度災害防止の観点から、河積拡大のほか低水路法線の改良案を検討し、水位および流速の低減による流況改善効果があることを確認した。段落>論文要旨><キーワード>
<タイトル>キーワードタイトル>
福井豪雨,越流量,水位上昇,平面流況解析キーワード>
全体>