全体>
<タイトル>地上リモートセンシングによる岩斜面の安定性評価タイトル>
<著者>
(株)サンワコン 岡島 尚司【発表者】
福井大学工学部 荒井 克彦
福井県雪対策・建設技術研究所 三田村文寛
(財)福井県建設技術公社 伊藤 桂一
著者>
<論文要旨>
<タイトル>論文要旨タイトル>
<段落> 地上リモートセンシングで斜面の安定性を評価する方法を開発した。多くの岩石は風化による水酸化鉄鉱物の増加などに伴って黄色化するため,岩斜面の黄色化の程度("b* 値"と称する)は岩石の風化程度を表す。岩斜面のき裂が多いほど水分を多く貯留し, 表面温度が上がりにくくなるので, 斜面表面の温度の上がりやすさ("RIT比"と称する)はき裂の量に関係する。本手法は地上リモートセンシングで岩斜面表面のb*値とRIT 比を面的に観測する。多数の実際の斜面での研究により,岩斜面の緩みの程度を表す弾性波速度とb*値,RIT 比に明確な相関関係があることが分かった。計測したb*値とRIT 比から, 弾性波速度を測定せずに斜面表層付近の弾性波速度を推定する方法を確立した。推定した弾性波速度を用いて、斜面表層各部分の安定性を評価する。岩斜面の安定性を客観的, 定量的に評価し,分かりやすく表現(記録) できることが本手法の利点である。本論文では手法の概要と, 本手法で不安定とした部分が実際に崩壊した事例を報告する。段落>
論文要旨>
<キーワード>
<タイトル>キーワードタイトル>
リモートセンシング,推定弾性波速度,斜面安定,維持管理,施工管理
キーワード>
全体>