全体>
<タイトル> 32.地すべりを伴う急傾斜地崩壊対策事例 タイトル>
<著者> 協和設計(株) 西岡孝尚 著者>
<著者> 協和設計(株) 南部啓太【発表者】 著者>
<論文要旨>
<タイトル>論文要旨タイトル>
<段落> 延長400mの急傾斜地崩壊危険区域において,地すべり性の変状を伴う斜面変状が確認された。通常、急傾斜地崩壊危険区域で対象となる斜面災害は,表層崩壊や小崩壊,あるいは現状では崩壊発生の顕著な兆候はないが,将来的に比較的規模の大きな崩壊を誘発する可能性のある,地形地質的素因を有する斜面が該当するものである。これに対して本事例では,一連の長大斜面において,斜面中腹から端部にかけて厚い崖錐堆積物が分布し,これがいわゆる「地すべり」的な変状と挙動を示す(延長100mのブロック)など,一般的な急傾斜地の崩壊機構と異なるものであった。本報告は,この対象ブロックにおける調査・対策工の設計事例について,その詳細を述べるものである。業務の流れとしては,まず,現地調査を行い,本報告の対象となる「地すべり」的な変状と挙動を示すブロックの存在を明らかにした。この地すべり変状の素因及び誘因を特定するべく,地質調査を実施し,機構解析を経て、対策工法の検討・設計を行った。対策工の選定では,各種の制約条件を考慮した上で,グラウンドアンカー工による抑止力の導入を図ることとなった。 段落>
論文要旨>
<キーワード>
<タイトル>キーワードタイトル>
斜面安定,ボーリング,弾性波探査,すべり面
キーワード>
全体>